彼氏に「めんどくさい」って言われると、
すごく傷つきますよね。
好きで付き合っているどうしなのに、
「めんどくさいって何！？」と怒りたくなることがあるかもしれません。
彼氏が彼女に「めんどくさい」というときは、
彼氏本人も気づいていない男性特有の心理が働いています。
ここでは、彼氏が「めんどくさい」と言うときの心理や状況をはじめ、
対処法もご紹介します。
また、心理学が通用しない彼氏の場合の対処法もご紹介するので、
参考にしてみてくださいね。
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「めんどくさい」という彼氏は彼女に冷めた訳ではない
「めんどくさい」と言われると、
彼氏に冷められたのか気になりますよね。
彼氏が「めんどくさい」と言う場合の多くは、
彼女に冷めた訳ではなく、
彼氏の心理に反する状況が起きていることが原因です。
詳細は、以降でご紹介しますが、
冷めた訳ではなく、彼氏の素が出ている考えて頂ければ、
彼氏との今後を考える判断材料にしていただけるはずです。
彼氏にめんどくさいと言われたときに知っておきたい6つの男性心理
心理学では、男性は狩猟時代からの習慣である「競争本能」があると考えられています。
競争本能は、男性特有の心理のため、
多くの女性には理解できないことも多々あります。
彼氏が「めんどくさい」というときも、この心理が関わっていることが多いです。
そこで、まずは競争本能から生じる6つの男性心理をご紹介します。
支配欲
競争本能があると、
誰かと競い合って勝つことを求めます。
つまり、自分が優位な状態が男性にとっては安心できる状態です。
自分が優位な状態とは、相手をコントロール、つまり支配しているときなので、
男性は支配欲を持つことがあります。
共感できない
競い合って勝つためには、
相手に共感して同情する感情は邪魔になります。
そのせいもあってか、
男性の脳は、女性の脳に比べて、
感情に反応する領域が小さいです。
これらのことから、彼氏は彼女に共感してしまえば、
自分の優位な状況がゆらぐことになるので、
彼女へ共感することができません。
理屈で考える
誰かとの勝負に勝つためには、
効率よく最善の策を考える必要があります。
そのせいもあり、
男性の脳は「感情」と「他の機能」が切り離されています。
そのため、男性の基本的な思考は、理屈で考えることになります。
自分の意思を優先
競い合って勝つことを本能に持つため、
基本的に周りに協調するよりも、
個人での行動を優先する傾向があります。
そのため、彼女と付き合っていても、
自分の意思を優先させることがあるので、
協調性を大事にする彼女との間にすれ違いが生じやすくなります。
上下関係
競争本能は、勝ち負けという結果がすべてです。
この価値観があるため、
勝者が上、敗者は下、という上下関係にこだわります。
その結果、彼女との関係を対等ではなく、
上下関係で考えてしまうことがあります。
1度に1つのことしか考えられない
誰かと戦うときに気が散ってしまえば、
負けることにつながります。
そのせいもあってか、男性の脳は、
1度に１つのことに集中することが得意です。
反対に、1度に複数のを考えたり、
コロコロ考えが変わったりすることに対応することが苦手になっています。
彼氏が「めんどくさい」と言う8つ状況と理由
男性特有の心理を５つご紹介したところで、
実際に彼氏が彼女に「めんどくさい」というときは、
どの心理が働いているかを解説していきます。
もしあなたの状況と当てはまらない場合は、
上記の６つの男性心理をもとに考えれば、
彼氏の気持ちがわかってくるはずです。
彼氏の思いどおりにならないとき
- 彼女が言うことを聞かない
- 彼女をデートに誘ったのに断られる
- 彼女の都合で予定が変更になる
など、彼氏の思い通りにならないときに「めんどくさい」と言う彼氏がいます。
このような男性には、「支配欲」「上下関係」が強く影響しているので、
彼女が自分の思い通りにならないと「めんどくさい」と言って、
彼女に言うことを聞かせようとします。
このような彼氏は、モラハラ気質を持っている傾向がるので、
もし普段から彼氏の言い方がきつかったり、彼氏が否定してきたりする場合は、
こちらの記事も参考にしてみてくださいね。
彼女が彼氏に依存しているとき
自己肯定感が低い女性は、
彼氏に依存する傾向があります。
そのため、彼氏の些細な一言や何気ない行動で不安になってしまいます。
その不安を彼氏に言うときに、
彼氏に「共感できない」心理が働くと、
彼女が重く感じてしまい「めんどくさい」と言ってしまいます。
もし彼氏に依存気味の方は、
こちらの記事も参考にしてみてくださいね。
彼女が泣くとき
彼女が泣いているのに、「めんどくさい」と言ったり、
そっけない態度をとったりする彼氏がいます。
このような男性には、「共感できない」「理屈で考える」心理が影響しているため、
彼女が泣いていること事態が理解できません。
また、多くの男性は、自分が泣くことはないので、
泣いているときの対応方法を知らないため、、
どう対応すれば良いかわからず、
「めんどくさい」という逃げの言葉を言ってしまいます。
彼女がわがままを言うとき
男性と女性では、考え方や思考が違うので、
どうしても不安や不満を感じることがあります。
そのようなときに、自分の気持ちやお願いを言うことは、
歩み寄るために必要なことです。
しかし、「共感できない」「自分の意思を優先」という心理が彼氏に働くと、
彼女の意見が「わがまま」に聞こえるため、
彼女のわがままよりも、自分の都合を優先させようとします。
その結果、彼女に「めんどくさい」と言うことで、
わがままを言わせないようにして、自分の意思を優先させます。
自分の都合を優先したいとき
彼女とのデートの約束をしているのに、
「行くまでがめんどくさい」と言う彼氏がいます。
このような彼氏には、「共感できない」「自分の意思を優先」する心理が働いているので、
彼氏は思ったことをストレートに言ってしまいます。
彼氏の言動に口を挟むとき
- 彼氏にお願い事をする
- 彼氏に嫉妬する
- 彼氏が女友達と連絡することを嫌だと言う
など、彼氏の言動に口を挟むと、「めんどくさい」と言う彼氏がいます。
このような場合、彼氏には「自分の意思を優先」「上下関係」の心理が強く出ています。
そのため、彼氏は自分より下の存在と思っている彼女に、
自分の意思に意見されることが嫌なので、
「めんどくさい」と言って彼女の干渉をやめさせようとします。
彼女が言葉の裏を読むとき
男性は、「1度に1つのことしか考えられない」ため、
言葉の裏に意味を持たせることは、至難の業です。
しかし、女性は相手の気持ちを察しようとするために、
言葉の裏を読むことが習慣になっています。
そのため、彼氏がそのままの意味で言ったことに対して、
彼女が言葉の裏を読もうとすると、
会話が成り立たないので、彼氏はめんどくさいと思ってしまいます。
彼氏との会話は、言葉をそのままの意味で捉えることが、おすすめです。
意見をすぐ変えるとき
女性は、脳の機能により、感情が判断に影響します。
そのため、気分で意見をコロコロ変えることは、よくあるはずです。
しかし男性の脳は、「1度に1つのことしか考えられない」ため、
1度決まったことが変わると、それがストレスになります。
そのストレスが、「めんどくさい」という言葉で現れてしまいます。
もしこのような彼氏と付き合っている方は、
彼氏との間で1度決定したことは、
変えないことがおすすめです。
彼氏に「めんどくさい」と言われたときの対処法
彼氏が「めんどくさい」と言うときは、
男性の心理が強く影響していることをご紹介しました。
しかも多くの男性は、
ここまでにご紹介した心理が自分に働いしていることすら知りません。
つまり、「めんどくさい」と言う彼氏を変えることは、
かなり難しいということです。
この点を踏まえて、あなたができる対処法を２つご紹介します。
考え方を変え、ありのままの彼氏を受け入れる
彼氏との付き合いを続けるのなら、
考え方を変えることがおすすめです。
なぜなら心理学では、人の感情は出来事に対してどう考えるかで決まる、と言われているからです。
例えば、彼氏に「めんどくさい」と言われて、
「彼氏は冷たい」と考えると「辛く」なってしまいます。
しかし、同じ状況でも、「彼氏はそういう感覚なんだな」と、
彼氏の意見をありのまま受け入れれば、傷つかずに済みます。
このように、彼氏に「めんどくさい」と言われても、
ありのままの彼氏を受け入れるようにすれば、
自分を否定しなくて済むので、
彼氏に我慢せず付き合っていけるはずです。
彼氏と別れる
「めんどくさい」と言われたら、
彼氏への気持ちが冷めてしまう方もいるのではないでしょうか。
その場合は、彼氏との別れを選ぶことも１つです。
ただし、その場合は、「彼氏を愛したいかどうか」で判断してみてくださいね。
このように「自分がどうしたいか」という視点で考えられるようになると、
自分の判断で幸せを選べるようになるので、
彼氏と別れても後悔しないで済むはずです。
まとめ
彼氏が「めんどくさい」と言うときは、冷めたからではなく、
競争本能によって生じる男性心理が影響している可能性があります。
多くの彼氏は、そのような男性心理が働いていることに気づいていないので、
彼氏を変えることは、とても大変です。
しかし、あなたが彼氏をありのまま受け入れることができれば、
彼氏に我慢せず付き合っていけるはずです。
彼氏を受け入れられない場合は、
「彼氏を愛したいかどうか」という視点で別れを考えてみて下さいね。
参考
下園壮太、自分のこころのトリセツ kindle版、日経BP、2013/9/30
アルバート・エリス、現実は厳しい。でも幸せにはなれる Kindle版、文響社、2018/8/31
